6月22日の独り言

ウクライナに平和が戻る事を強く祈念します。

代表戦。良い内容、結果でした・両SBはとても攻撃的に高い位置まで上がっていました。長友・酒井の後継はしっかり育ってる。このおそらくベストメンバーを当てた方のペルー戦のGKが中村なのも森保さんの決断としてすばらしいと思った。エルサルバドル戦は大迫で、W杯で第二Gkだったシュミットは出番なし。GKの競争を促してる。W杯ドイツ戦で決勝点を挙げた浅野は出番なし・スペイン戦の決勝点の田中は選外・ドイツ・スペイン戦で得点した堂安がペルー戦は後半30分の出場・リーガのベストイレブンの久保も後半のスーパーサブ・W杯で盤石のレギュラーだった守田も後半途中からの出場。日本のサッカーのトップは分厚くなってる。勝った、負けたよりもこの分厚さがうれしい。これから監督はロッカールームマネージメントが大変だと思います。選手層が薄ければ薄いなりの悩み、分厚ければ分厚いなりの悩みがあります。

先日ユースB講習会に行って、山さんと話しましたが、山さんは女子のエリートアカデミーの責任者で選手を連れてヨーロッパ遠征などをしています。「俺は実際に、世界とは離されてると思う。」って言ってました。「なぜなら」は「なるほど」な内容でした。俺が大阪のユースダイレクターの仕事をしていた時にDAZONとの巨額放映権契約の一部がFootball future progrum(FFP)という事業に使われ、47FAのユース育成の中心的指導者が海外に研修に行く事業があって、俺はベルギーに9泊くらい視察に行かしてもらいました。その時いろいろ観ましたが日本の四国くらいの大きさで東京くらいの人口のベルギーはあらゆる面で優れたシステムが機能していました。ベルギーではU14の全国リーグでも1人審判です。1人だからミスが出ても当然。とベンチも観客も微妙なオフサイドやラインを割った、どちらのボールか、なんかにどうこう言いません。勝ち負けの勝ち点も大事ですが、それ以上にフットパスというクラブを評価するシステムがあって、有資格指導者が何人いるか?グランドが何面あるか?選手が学校に行くシステムがあるか?食堂があるか?ドクター・トレーナーが帯同しているか?など多くの指導環境を点数で評価して、その点数が低いと勝ち点があっても降格します。俺は日本のU15で1人審判までも難しくても、もっと中学生ユースレフリーの副審を中学年代の公式戦で認めればいいのに。と思うし、大阪の総会なんかでも提案しますが、この12年間はごく一部でのみ認められたままの全く現状維持です。大人3人必須・・・固い発想だと思います。もっと柔らかい発想で対応してほしい。ベルギーでは20年以上前から1人審判です。その試合の勝ち負けよりも、選手が育成される環境が重視されているか、選手の価値や、良い指導が行われているかの価値判断が勝敗以外の基準でもなされているか、のサッカー文化のレベルの違いだと思います。JFAが良い方向に導いてると思いますが、世界のトップの進化のスピードはもっと速いかも・・・。

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そんな指導環境の整備では、この日の小学生の練習は現場に入らず、5年小西、4年荒毛、3年生川のコーチ陣の指導を観察し、改善する為の視察をしました。後日フィードバックし改善しますが、先日来ディスカッションした内容が意識されており、とても良くなっていました。でもさらに向上させます。荒毛コーチがB級の指導実践に合格しました。これで吹田南FCは日本サッカー協会の指導者ライセンスを持つスタッフはA級1名・B級5名・C級2名・D級2名・キッズリーダー11名(ほぼ全員が重複)・GKコーチLeveru1・1名・フットサルC級1名。GKコーチLevel1は今年もう1名取得予定です。まぁまぁな数字やな。と改めて数字にして記載するとコツコツの歴史を感じます。ライセンスがすべてではないですが、学ぶ事や学ぶ姿勢は大切です。今後もコツコツ指導者養成を進めたいと思います。

今日のブログにも一切自慢の内容はないし、俺を知る人は俺がいままで一回も自慢した事ないのも知ってると思います。もうひとつ自慢ではない事実の発表です。

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出てしまいました・・・・。まさかの・・・・。渋野が全英女子をノーマークから急に勝ったくらいの衝撃。85!!95を切った事なかったのに・・・やり方もわからず連れていかれた初ラウンドから20年くらいになるかな・・・・。いきなりベストを10以上更新。俺とゴルフライバルのみなさんに報告です。自慢じゃないですよ~。ごめんね、ごめんね~!

NPO法人 吹田南FC

上野 二郎