9月7日の独り言

ウクライナに平和が戻る事を強く祈念します。

昨日は小学生の練習開始前に雨、その後も微妙な雨天予報。でも小学生はほとんどが自分で自転車で通えるエリアの子たちです。仮に途中中止になっても自分で帰れる。途中中止のデメリットと実際には活動できるメリットを天秤にかけるとだいたいメリットの方が大きいので吹田南FCは怪しい天候の時には実施方向でギリギリの判断をすることが多いです。昨日はその天秤がメリットに傾きました。子どもたちの笑顔が観れました。また雨天予報で中止にした時にその後晴れて「できたんじゃない・・・」っていうのは罪悪感で半日俺の心を蝕むデメリットもあった。

サッカーの話は今回はこのくらいで今回はバスケの話。バスケの日本代表・バスケットボール協会はサッカー界のライバルです。バスケ協会が分裂して国際協会からペナルティを受けた時にサッカー界から川渕さんがバスケ協会の会長になり改革しました。今は元バレーボール女子日本代表の三屋さんが会長です。女性が会長のスポーツ団体も珍しい中、異競技出身です!最も先進的な競技団体と言えます。まさしくピンチをチャンスに変えて前進しました。川渕さんがサッカー協会での改革をモデルにして、指導者養成、ユース育成、代表強化、普及の四位一体の好循環を進めています。Bリーグのカテゴリーや運営もJリーグをモデルに地域密着で全国に広がっています。サッカー界のライバルでバスケからサッカー界が学ぶ事も多いと思います。

しかも代表も似た進歩をしています。パリ五輪の出場権を40数年ぶりに獲得したようですが、サッカーもアトランタ五輪の出場を28年ぶりだったかに決めてから今にいたるオリンピックの連続出場、その後のフランスW杯からの連続出場です。これからバスケも連続出場し、世界のベスト8を狙うアジアの最強国になると思う。また監督人事もなんか似てる。ホーバスさんがトルシエさんの時と背景が似てる。ホーバスさんは女子代表の監督で東京五輪で銀メダルをとって、男子の監督になった。たぶん世界ではその例(女子から男子のスライド)は極めて少ないと思う。そのくらい人材の情報が日本には少なく、日本で監督をやってくれる外国人監督がいない。(1流の監督にとって日本で監督する事に魅力がない)という事もあると思う。ホーバスさんは間違いなく優秀だと思うけど、10人いた候補から選ばれた監督ではないと思う。トルシエさんの時も日本は情報や魅力に劣って数少ない候補から選ばれた外国人監督でその時の日本にはトルシエ流はあっていた・・・。トルシエさんはその当時、U20代表・オリンピック代表・フル代表の監督を兼任していたと思う。そんな例は世界にはないと思います。今の日本でも決してそんな兼任はありえない。そこから何人もの外国人監督の時代を経て、森保さんが日本人監督としてカタールW杯で結果を出し、続投しています。バスケ界でも指導者養成で育った監督がBリーグで結果を出し、日本代表を日本人監督が率いて世界に挑む時代がくるでしょう。NBAに行く日本人、NBAだけでなくヨーロッパのプロでプレーする日本人がたくさん出る時代がくるでしょう。バスケはテレビで観て面白かった。サッカー界には脅威です。でもライバルがいるから頑張れる。サッカー界の底辺を少し押し上げ、自国開催のワールドカップで世界1になるのを観るぞ~。バスケ界のみなさん、今回はおめでとうございます。一緒に日本でスポーツを文化にしましょう!

NPO法人 吹田南FC

上野 二郎