独り言

週中の感想です。今日は吹田南FC低学年スクールで園児を担当しました。普段は木曜日は某私立小学校・幼稚園のアフタースクールの指導を担当していて、私もそちらの指導を満田と一緒に担当しています。13時30分着で16時30分まで各学年を指導して戻ります。ですから木曜日の吹田南スクールは物理的に観れない状況です。この日は年末という事もあって、幼稚園のみスクール有りで小学校はなかったので、満田・荒毛を幼稚園指導派遣し、普段担当できない木曜日スクールを視察も兼ねて担当しました。

DSC_0823

荒毛の代打(サッカーに例える言葉がない・・・)でこの日のローテーションでは園児を岸本コーチと担当しました。16人を途中で2グループに分けて8人づつを1人のコーチで指導しました。この学年16人をコーチ1人で指導ではかなり厳しいです。低年齢で2年半ぐらいの幅の発育発達差×個人差の答えは大きな数字です。その数字の大きさがレベル差です。単に練習を回すだけでなく、プロですから、意図をもって、臨機応変に、目の前の個が上手くなる工夫を入れつつ、楽しさを保障するも、上辺のFunではなく、サッカーの楽しさを伝える。メソッドではなく、フィロソフィーはぶれなく折り込んだつもりです。「何をやるかではなく、どうやるか?」評価は子ども達、保護者のみなさんがする事です。クラブのポジティブ面を宣伝する場でもあるので、最大限宣伝しま~す。木曜スクールを担当したおかげで手ごたえとKAIZENポイントの気づきがありました。何より普段観れない曜日のうちのスクールを観て、感じれたのは大きな収穫です。指導環境の充実に還元します!

終了後、夜は障がい者サッカーインストラクターの2時間のオンラインミーティング。研修会内容の共有と新しい情報の共有、ディスカッションです。その中で「バルサ財団による「FutbolNetメソッド」指導者講習会集中コース」の情報と受講をする機会を得ました。オンラインプログラム(90分)と、対面による指導実践プログラム(首都圏開催予定)で構成されています。学ぶ機会はありがたいです。自分から出て機会にアクセスしないと、年々新しい刺激はなくなります。「心の若さ」は保ちたいと思います。そして大阪人的に魅力的なのは「無料」。大阪人をもっとも魅了するワードです。日本語への通訳もつくとの事にもかかわらず・・・。希望される方がおられたら手話通訳もつきます。有料でも受講したけどね・・・。でも有料と無料、どちらが俺の心震わすかと言うと・・・大阪人は・・・。 「これなんぼと思う?」文化です。感謝です。

下記参考までに。

<FutbolNetについて>FutbolNetとは、2011年にバルサ財団が開発した社会的介入方法論で、現在60 カ国以上でスポーツの指導者、教育者などを対象に普及し、指導現場で活用されています。スポーツおよびスポーツ関係のアクティビティを社会的包摂促進ツールとして、また、傷つけられやすい状況にいる子ども達や若者達の生活向上のための変化の担い手、内省のツールとして、用いられています。

<バルサ財団について>バルサ財団とは、FCバルセロナのCSRが独立した組織です。部門暴力根絶、ソーシャルインクルージョン、教育機会の提供を目的に活動しています。

NPO法人 吹田南FC

上野 二郎