9月15日の独り言

ウクライナに平和が戻る事を強く祈念します。

月曜日のスタッフミーティングを終えて名古屋グランパスのアカデミーコーチに障がい者サッカーの指導者研修会を実施しに前泊で移動しました。名古屋から三好に移動して前日打ち合わせをしにクラブハウスに移動して隣接するスクールのグランドを観て驚きました。今回のグランパスのアテンドは育成普及部のスクールリーダーの西垣さんがしてくれましたが、「西垣さん天然芝ですやん!スクールが普段天然芝なんですか!」Jクラブのスクールが天然芝って、ほぼないと思います。育成のU15とかU18でもたまに使える。くらいが基準だと思います。三好市の持ち物ですが、とても手入れされていて、広大でナイターありです。恵まれています。トップチームのグランドのレベルです。

DSC_1300

講習会は20名程のアカデミーのコーチ、フロントのスタッフに行いました。アカデミーのスクールコーチはマストで育成のコーチには希望者のみ。で声かけしたそうですが、育成から1名U18コーチの吉村さんが参加してくれました。理由はエスパルスの森岡さん、澤登さんのSNSをフォローしていて、2人が5月にエスパルスで行ったこの研修を「とても勉強になった」とSNSで紹介していたからだそうで、終了後にも「とても勉強になりました。ヒントはいろんな所にありますね」と挨拶に来てくれました。エスパルスでやった時の森岡さんと話をして「すごい感度やな」とインストラクターのこちらが感心しました。育成の全体像が見えている指導者にはトップに必要な事と初心者に必要な事を結ぶ道筋が見えています。そして学ぶ意欲が高く、とても謙虚です。この研修は障がいのある方とともにプレーする考え方や手法を学ぶとともに「違いをマネージメントする方法」を学びますので、障がいのない方への指導にもヒントになる事が詰め込まれています。私も発信する度に発見や学びがあります。

エスパルスの今泉さんがこの研修をグランパスにつないでくれた縁で火曜日の朝5時に自宅をでて合流してくれました。俺にない物をもっています。ただ、相変わらず静岡県民は笑いの基礎がなっていない。講習会終了後、二人で振り返りをしている時に「上野さん、最後のボケ最高でしたね。」最後に質問があった時の私の答えで爆笑をとったのですが、「いやいやあれは、「ボケ」ではなく「返し」です。大枠では突っ込みに入りますよ。」静岡の人はおもしろい事を言ったら全てボケだと思っています。ボケと返しの違いがわかっていない・・・・。

終了後に西垣さんが「上野さん急がないなら一緒に昼食いかがですか?」「時間大丈夫ですよ。名古屋に来たんでひつまぶしを食べたいんですよね~」こんな事言うから大阪人は厚かましいと思われる。「いや~この辺はひつまぶしないですね~名古屋まで出ないと・・・」やんわり断られる・・。育成強化部の中井さん、今泉さんと4人で昼食をとりながら、グランパスの話やエスパルスの話を聞きましたが、結論。グランパスのコーチは環境がめちゃ恵まれている。福利厚生がすごい。他のJクラブと比べてもトップクラスだと思います。逆に東海圏にJクラブの競争が少ないので、そこが恵まれているのと逆に弱点にもなりそうです。ライバルがいるから頑張れる。恵まれていると気づけない事があります。感謝の気持ちを忘れずに、情報にアンテナをはって外を知る事、学ぶ事は大切です。自分に言い聞かしています。

NPO法人 吹田南FC

上野 二郎