ウクライナに平和が戻る事を強く祈念します。
8月7日からは3日連続でJ-GREENのU14の試合に帯同。連続して帯同するとコンセプトを浸透させるのに役立ちます。オンザピッチもさることながらオフザピッチでも他クラブの言動から良い所を学ぼう。とたくさんの好事例を選手と共有しました。最終日には集合スピードが少し早くなり、行動を促す声替えが少し増えたと思います。
リクトは運動量が豊富で、暑かろうが、クレーコートだろうが全力をだしている度がとても高いです。ですからしっかり成長しています。ヒジリをAチームの試合に出したらとてもうれしそうに良いプレーをみせました。Bチームの試合ならもっとできるはずです。BチームであのプレーをみせてくれたらもっとAチームでの出場時間を増やすと思います。ユウダイはフィジカルの強さと素直さが彼をグングン伸ばしています。
カンタロウはサッカーセンスは間違いないですが、運動量(特に守備時)に波が大きい事を伝えると2日目、3日目はどちらも合格点の運動量でした。続けてほしい。トモミは守れるエリアがとても広い事に感心しました。中3の活動にも呼ぶので知っているつもりでしたが、俺のイメージより5Mくらい広いエリアを守り、多くの相手の攻撃の芽を摘んでいました。ソウマがフィジカルが強いのとボールを奪う力に長けています。イツキは声のボリュームを上げて欲しい。自分の良いプレーをイメージを味方に伝えれば、よりチームの勝利に貢献します。ダイは多くのシュートストップで貢献しました。2位トーナメントの準決勝はジュネッスに1-2負けですが、ダイが止めていなければ1-6・1-7くらいの負けだったと思います。ハルマとマサの突破力、スピードは大きな翼になります。両翼が強力です。2日目に2人がいたら1位抜けしてたと思います。ギョクハンはとても真面目です。話を聞く顔も一番真剣で言った事をしっかり取り組みます。アオ・ユウキは力はありますが、この3日間対戦したような相手にはなかなかやらせてもらえなかったり、相手の上手さを感じたと思います。今後に活かしてほしい。コウダイはプレーでもチームを引っ張りますが、オフザピッチでも引っ張り、他の選手からも信頼されています。コウダイがいるのといないのではチームの締りが違います。まさしくピッチ内の監督です。もっと味方へのコーチングを増やしてほしい。
9日に16時にJ-GREENを出発して、お盆休み前の最後のナイター練習に向かいました。中3と遠征に行っていない中1の練習です。俺は中3の担当です。彼らは本当に練習を休まない。怪我していても見学に来てチームに貢献します。帰省などの時期でもありますが、家庭でもクラブのスケジュールに合わせてもらっていると思います。ありがたい事です。まさしく今までの吹田南FCの3年生で最高レベルの出席率であり見学者の参加率も最高です。そういう積み重ねがクラブ選手権で吹田南の記録を塗り替える新しいページの歴史を刻んでくれました。恵まれているなぁと思います。優勝してリーグの昇格ができなかったのが私の力不足です・・・。残り期間は少ないですが、「あげ~!!」で行きたいと思います。そしてうれしい事例では、日中の活動に都合が合わなかったフミトが中2は1人ですが、見学でナイターに来てくれました。GK練習を手伝ってくれて、フェンスを越えたボールを何度か取りに行ってくれました。とても助かります。チームの活動に貢献してくれています。見学は自分が得るものは少ないですが、人に与えるものは多いです。そしてその与えた事は将来の徳になって貯金されていって自分に返ってきます。「チームの為に」使った時間・労力は「将来の自分に」返ってくる。は伝え続けたいと思います。そんな考えで指導している事を保護者の方にも理解してもらえたら幸いです。
休み前のラスト3日間は声もつぶれましたがなんとかゴールしました。この数日うれしくないニュースや出来事もありましたが、ラストの9日ナイターの中3の出席率と見学に来てくれたフミトの貢献でなんかほっこりしました。リフレッシュして夏休み後半に戻ってきます!!
NPO法人 吹田南FC
上野 二郎