5月16日の独り言

世界に平和が訪れる事を強く祈念します。

今日は、少し時間が経ちましたがU23代表について。アジア大会中もいろいろ感じましたが。GWとも重なってブログ記載ができませんでした。まず、韓国がインドネシアに負けた。インドネシアはコツコツ種をまいて、耕している結果が実り大きくなっていると思います。インドネシアルーツの2重国籍を持つヨーロッパの選手にアプローチするなどの政策もあったようです。そして、日本に観光に来るインドネシア人の多い事・・・・大阪の繁華街にはたくさんのインドネシアの観光客がいます。それだけ国が豊かになって今、国力があるって事かと思います。また、韓国は日本に1-0で勝ったけど、あの試合は3-0くらいで日本が勝つような内容だった。負け惜しみではありませんよ~。実際今回の韓国チームには際立つ強さはなかったと思います。直前でヨーロッパのクラブ所属の韓国の有望な若手が2名か3名クラブから直前の派遣拒否されたらしい。それは不運でもあるけど、そういう交渉能力とか、ロビー活動って以前は、韓国は優れていたんじゃなかったっけ?と思いました。圧倒的に日本単独開催で有利だった2002年ワールドカップ招致を、後発の立候補で日本を追い上げて、最終的に日韓共催にしたのは韓国の交渉能力の高さ。って論調だった。当時は悔しかった・・・。

たしか北京オリンピックだったと思いますが、当時のU23の主力FWの久保ゆうやがスイスのヤングボーイズだったと思いますがクラブからオリンピックに派遣する。と約束していたけど、チームにけが人だったか、監督が変わったかだったかで、突然の直前の派遣拒否で本番不在の事があった。あれが2008年だったから、2024年の16年遅れで韓国が同じような目にあって、敗因のひとつにあげているようにネットニュースでは感じます。

今回の日本には、他にもU23で活躍するヨーロッパの選手は多くいますが、事前の交渉で本当に派遣できるのか、不確定なのかの見極めができていたから、すんなりメンバー選考ができたと思う。直前のちゃぶ台返しはあるという2008年の教訓が活きていると思います。2020年だったかドイツのデュッセルドルフにJFAのヨーロッパオフィスが常設されて、職員が常駐してヨーロッパのクラブの日本人の情報、クラブとの交渉などを行っている。こういう環境整備もアジアで勝った要因のひとつかと思います。小久保ブライアンなんて俺は名前も知らなった・・・。

しかし、今回の決勝のウズベキスタンは強かった。2年前もU23大会の決勝でほぼ同じメンバーで日本は負けましたが、今回もまけそうだった。日本相手にあんなに前線からプレッシャーをかけるチームはアジアに他になかった。奪えると思ってるから前から来るし、実際奪ってた。ただ試合終盤にかけて、相手は何人も足が攣りはじめ、逆に日本は1人もつってなかったと思います。映像で見る限り。韓国戦も同様で韓国は終盤、何人も足がつってた。これは5年くらい前か、JFAがフィジカルフィットネスプロジェクトを立ち上げて、ライセンス制や講習会をしている事、もちろんトップカテゴリーの選手には開始当初から、最新のTr方法が落とされている。そんな事がフィジカルで優位に立つひとつの要因かとも思います。新興勢力が出てくる事はアジアが活性化します。ヨーロッパはもっと前をいっています。日本は世界のトップを観て、目標にしています。とりとめもなく、アジア杯の総括です。

日本が勝つのも必然、負けるのも必然。発展するのも必然、衰退するのも必然かと思います。努力すれば、向上するし、怠ったら衰退する。種をまき、土を耕し、収穫して、また種をまく・・・。指導者養成・ユース育成・代表強化・普及の4つのサイクルを吹田南FCでも小さなスケールですが、働きかけ続けたいと思います。

クラブの代表としての私もミスが多いのですが、新卒の位高コーチには、大企業なら新人研修とか1か月とか2か月かけて、社会人のイロハ的な事を指導するのですが、何分、吹田南FCにはそういう余裕がなく、OJTでやりながら、走りながら覚えていってもらっています。私の説明や指導が不十分で、保護者との出欠確認などで不十分な説明や、ミスもあるかと思います。私の責任です。本人は本当に一生懸命やってくれています。少しの間温かい目で見てください。私にはないフレッシュさが彼の売りです。

NPO法人 吹田南FC

上野 二郎