3月21日の独り言

ウクライナに平和が戻る事を強く祈念します。

19・20日はJYの奈良やまとフェスティバルに帯同しました。フェスティバル担当の運営の方々は蔓延防止措置で他府県からのチームの受け入れやキャンセル、関係各所との調整に大変労力を使われたと察します。実施していただき感謝します。

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19日は五条市上野公園多目的グランドにてディアブロッサ高田・長野FC・GAフロンティアとのゲーム。ディアブロッサ・長野とのゲームは悪くはないんだけど、75点くらいの出来で球際のDuelで奪いきるとか2人で挟んで奪う、奪い返す攻守の切り替えなどが60点くらいの内容。そこに一瞬のスキや強くない相手なら綻ばないプレーがきっかけで決めきられて失点・・・。という負け方をしました。光延コーチの助言もあり、3試合目はDuelに絞って選手に要求しました。選手達はすばらしいゲームをしました。試合は惜しくも0-1で敗れましたが、観ていて楽しいプレー・激しいDFがたくさん観られました。1・2試合目は細かい約束事やセオリーをたくさん言い過ぎたのかもしれません。「コーチの情報発信(インフォメーション)は選手に情報伝達(コミュニケーション)されて初めて、理解されて動き出す。一方的に情報発信しても伝わらないですよね。」そんな話を先週、鹿児島の指導者研修会の講義でしてきた所です。いつ、何を、どう伝えるか?何を削るか?この塩梅は本当に難しい。最終戦がとても良かったので気持ちよく帰阪。

20日は橿原運動公園多目的グランドにて、奈良YMCA・ポニベニールカシハラ・デューミラン大阪とのゲーム。

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デユーミランさんは結成2年目のチームだそうで、1年生も半分くらいいたのでBチームで戦わせていただき、他の2ゲームをAチームで戦いました。この日は3連勝しました。内容も前日の最終戦のハードな守備を前提に、2人のFWが連携・カウンターなど相手の脅威になるプレーをしました。A戦で奪った4ゴールのうち2ゴールをライオ、1ゴールをリョウタのFWで奪い。あとの1ゴールはタクセイのたたきつけるボレー。練習の成果です。ポニベニール戦では前半・後半に明らかに「やられた」と覚悟する崩された場面でのシュートがありましたが、タケチが前半すばらしい反応・トカイが後半距離を詰めて体をはってストップしました。日々のGK練習の成果です。1stチームに力の同等な2人の良いGKがいるのは吹田南JYの過去にない、うれしい悲鳴です。またほぼ全員ですが、スライディング・最後まであきらめないでのゴールカバーなど、前日多くみせた小さなスキや強い相手なら綻んでしまうミスをほとんどみせませんでした。トワは完全にスランプを抜けたように感じます。吉田は強い相手にかならず突かれる失点にからむスキをこの日はみせなかった。奈良YMCAもポニベニールもうちが前半1-0リードのハーフタイムを挟んだ後半から相手の強度は1段階あがりましたが、それに押し切られずに追加点を奪って勝った展開も素晴らしかったと思います。この2日間、オウスケ・ペイのうちのセンターラインの2人がいませんでしたが、逆に出番は出場時間を与えられた選手達が可能性を伸ばし、経験を積めました。チャンスはピンチの顔をしておあらわれます。とても良い試合をして気分よく帰阪して、ガールズスクールに少し顔を出したら、低学年グループの終了時間帯で、いつも俺を困らせて、楽しませてくれる年中のプリンセスがうれしそうな顔をして走って帰っていくのが見えた。今日もコーチをきりきり舞いにさせて楽しかったんだろうな。と想像させました。

土曜日はガールズスクールの卒団セレモニー、日曜日は6年生の卒団セレモニーを行いました。私は中学生に帯同で行けませんでしたが、それぞれ女子担当の荒毛、6年担当の満田が仕切りました。たぶん爆笑はとってないやろな・・・。俺がいたら・・・。そこだけはいくつになっても彼らにはまだまだ負けません。ガールズ・6年生からはそれぞれ後輩が使える役に立つ寄贈品をいただきました。ありがとうございます。また、それぞれのセレモニーの段取りを影で手配していただいたみなさん、事務所に打ち合わせにきていただいたみなさん、お疲れ様でした。卒団する6年生男女の諸君、ぜひコーチになって戻って来てくれる日を楽しみにしています。         希望にあふれているみなさんに幸あれ。

NPO法人 吹田南FC

上野 二郎