1st フューチャーリーグ 第9節(最終節)
vs 港南FC
前節の反省を活かし、アップ前ミーティングで目的の確認。今から行う全ての事に対して、何のためにやるのか?
そう、全ては勝利から逆算の行動。
アップの質とスペースに応じたメニュー、ピッチが空いたと同時に自分達で判断してグランドに入りシュートへ。
最終節にして、最高のアップをしていました。
前節もアップは良かったのですが、今思えば、少しバラバラでフワフワしていた。
この日はしっかりと地に足がついている感じで、チームが一体となり、全員で勝利を目指すアップが出来ていました。
素晴らしい‼️
となると、結果は、
2-1
見事勝利です‼️
2-0から失点してからの残り10分、少しバタつきましたが、傾きかけた流れを引き戻し、
良く闘った。
あの残り10分にこのチームが今まで経験した事全てが集約されていたゲームでした。
グリーンウェーブ戦で2-0から追いつかれた時と全く同じシチュエーション。
あの時は2-1になった時に全員が引き気味で、消極的なプレーが目立ち、結果追いつかれてドローに終わった。
あの時は悔しさしか残らなかった。
この日の選手は違った。
あの時、感じた悔しい気持ちが糧となり、イケイケでくる相手に立ち向かい、気が付けば自分たちのペースでゲーム運びをし、追加点を狙いに行っていた。
結果、追加点は奪えなかったものの、改めて選手達の成長した姿を目の当たりにし、ゲーム終了後、実はこっそりと少し感動していました…。
試合開始からボールがトップに収まらず、主導権が握れない時間が続き、前半の間にメンバー交代を行なった所から徐々にリズムを掴み出す。
後半からは2トップのリクとジョイが攻撃の起点となり、ボールが収まり出した頃、リクの裏の抜け出しとペイのパスのタイミングがバチっと合い、リクのクロスにジョイが合わせ見事に先制点。
この日初めてスタメンを外れたケンイチロウが途中出場でその悔しさをプレーで表現していました。素晴らしいCKから得点も生まれました。
ケンイチロウからスタメンを奪ったユウシも前節同様、良いパフォーマンスを発揮し、良い予測と準備から綺麗な形でボールを奪っていました。
コロナの影響で変則的に8月より開催されたフューチャーリーグ(1st)が終わりました。
結果は4勝3敗2分けで6位。
昇格争いが出来る戦力は揃っていました。
公式戦でその実力を発揮出来なかったのは、間違いなく私の力不足です。
選手は本当によく頑張ってくれました。
そして、公式戦を通じて間違いなく全員が成長しました。
その中でも特に際立った選手が1人います。
初めは1stか2ndか悩んだ選手の1人です。
私が伝えた事、他のコーチの事も、教えた事全てにチャレンジ。
勿論、その背景には多くの失敗がありました。
その都度に何が良くなかったかと尋ねてくる。
常に改善を繰り返し、気が付けば、今や替えの利かない選手になりました。
そして、その積み上げが結果としても表れ、フューチャーリーグ(1st)のチーム得点王。
負けたら悔し涙を流し、勝てば誰よりも喜ぶ。
ジョイは私の想像を超えるスピードで成長しています。
私もチームも何度ジョイの声に助けられた事か。
献身的なプレーで何度チームを奮起してくれたか。
ジョイが作る雰囲気がチーム内に伝染し、本当に良いチームになりました。
今回、成し遂げれなかった事を次のステージ(アドバンスリーグ)でやり遂げて下さい。
また、公式戦には多くの保護者の方々が応援に来て頂きました。
約5ヶ月間、ご声援有難うございました。
フューチャーリーグは終わりましたが、次のステージに向けて引き続き鍛えていきます‼️
次は2nd最終節‼️
吹田南FC 岸本