12月4日の独り言

世界に平和が訪れる事を強く祈念します。

2日土曜日は朝から6年生2ndチーム大会に帯同しました。予選を2位で3位決定戦へ。相手は高槻南FC2nd

1stチームが全日リーグの地区代表決定戦でPK負けした高槻南FCの2ndチームです。2ndチームも同様にPK戦となり、キュウゾウが1本止めて、うちは全員決めてPK勝ちで3位!!クレーコートでやる小さなカップ戦でも選手は大喜びだったし、負けた相手の子は泣いてた・・・。小学生の純粋さに心洗われました。朝の準備もテキパキ動いて、感心しました。サッカーだけでない、いろんな成長の一面を観ました。終了後に中1・1stチームの練習をして終了。会場にいると長束コーチがネットで見つけた記事をラインで送ってくれました。

OBの小政の記事です。インターハイはレギュラーだったし、プレミアリーグも出てたと思う。でもこういうメンタリティで臨んでいるなら卒業後も心配無用。がんばれ小政。

日曜日は朝からフューチャーリーグ1stの試合観戦。vs RESC2nd 1-0勝ち。

近隣の友好クラブでありライバルクラブでもあります。うちも最近、ビッククラブと呼ばれる事が時々ありますが、自己評価ではプチビッククラブくらいです。RESCさんは本当にビッククラブです。うちよりリーグのカテゴリーも、人数も上で、RESCの2ndチームとうちの1stチームが拮抗してくるくらいです。「RESCのセレクションに落ちたら吹田南に入ろうと思っています。」毎年何度も聞くセリフです。いつか逆転したい。とコツコツ努力しますが、RESCも良い指導者が努力しているので・・・・。どちらも活動地域と会場が近いからか、お互いの保護者の応援もいつもより多かったように思います。お互いに激しく戦いました。個々の上手さはやはりRESCの選手の方が上で、1枚がはがされ、2枚はがされるシーンも多くありました。うちは気持ちで体をはる事で耐えに耐えました。その中で数回のチャンスは作りましたが、お互いにゴールを割れず、残り5分で劇的に1点とって、守り抜いて何とか勝ちました。互角とは言えない劣勢な試合でしたが、私は1年生たちに成長を感じました。ボールをつなげる場面は増えました。プレッシャーを受けてもあわてていないプレーもふえました。コツコツ伸びています。1stの試合終了後に、河川敷GでのU14のTMに移動して終了。ユウダイとタマのパス成功率があがるきっかけになりそうな試合でした。自信にしてコツをつかんでほしい。

そうこうして自宅に帰ったら、前日と期せずしておなじょうな情報が・・・。うちのJrからJyにあがった3年前のキャプテンで、常翔学園にサッカー推薦で進学したセイナの保護者からメールが来てた。セイナは小政と同級生です。6年生から小政はビッククラブの千里丘FCを選び、セイナもたぶんセレクションを受ければ他のビッククラブに行けたと思いますが、まだまだ実績のすくないうちのJyを選んでくれました。高校選手権では履正社に負けましたが、リーグ戦では大阪1部リーグの最終節で2位を確定させて、プリンスリーグ関西2部の入れ替えPOに進むそうです。近況報告とともに、吹田南FCで学べたおかげ、と常翔学園につないだ事への感謝が書かれていました。

自慢じゃないですよ~。人から聞かれてもないし、教えてと言われてもいないし、メールの実物もみせてないから、「盛ってんちゃうん?」って思われるかもしれんけど、勝手に長々と無意識の内に書いてるだけですよ~。得意のやつですよ~。本人はレギューラーとサブの間くらいだったようですが、大学も決まって、またサッカーを続けるようです。週末土日とOBが頑張ってる情報や、感謝を示されたりするのは指導者冥利のうれしい事でした。

ちなみに、20年前だったら高校選手権に負けた10月で高校3年生は引退。それがリーグ戦文化が根付きつつあるおかげで、12月まで本気の公式戦があるU18チーム・高校が全国に数百になりました。以前だったら選手権に勝ち上がった48チームのみ・・・。20年前はアジアのライバル韓国に負け越してた。そこからさらに10年前の俺の高校時代は、ほぼ韓国に負けてた。その頃は高校選手権で18歳がいったん引退の時代だった。それがJFAが世界基準を日本に落とし込む為にリーグ戦文化を落とし込んで来た歩みがあって、今のアジア・世界での日本サッカーの立ち位置がある。JFAの政策は10年後、20年後の世界基準に追いつくために投げかけている。だからJリーグの秋春制もいろんな困難はあると思うけど、10年後に日本代表のFIFAランクが5位前後になり、いつでもトップを狙えるレベルアップの為の政策だと思う。ぜひ実現してほしい!!

NPO法人 吹田南FC

上野 二郎