独り言

週中の感想です。ちょっと古い話ですが、3連休最終日の月曜について。AMにJYの練習を上野・長谷川・光延の3人でみっちり3時間行いました。終了後に6年生1st・2ndのゲーム。6年生の試合帯同も久しぶりです。最初の印象は頑張ってるけど、意思統一がされていないな・・・。とくにビルドアップでCBがボールを持った時に何をすべきか?ボールをどう持つべきか?があいまいに感じました。おのずとボールを失う場面が多い。また両FWの連携や連携する為の距離、またはそもそも連携する事の必要性をどのくらい理解しているのか?も曖昧に感じました。うちは1-2-3-2ですが、大抵のチームは1-3-3-1のシステムです。その1トップをどう捕まえるか?また2CBがどう連携するか?も曖昧に感じました。2CB・2FWで2人が連携しないなら、相手の1トップにも、3バックにも決して優位性は持てません。その辺りを1st・2ndともにミーティングの度に伝えました。1st・2nd交互に15分×10本を摂津イレブンさんと行いました。6年生はどんどん積み上げて行きました。まさしくスポンジのように吸収していったように感じました。自分達で主導権を握って、GKから相手にボールに触れさせずに、サイドチェンジして6本くらいパスをつないでゴールしたシーンは完璧でした。思わず「完璧や!」と絶賛。2ndの選手も技術的なミスはあるにしても、こちらの要求に応えるようなプレーを随所にみせてくれました。観ていても楽しいゲームでした。やってる選手も楽しかったのではないでしょうか。応援に来てもらった保護者のみなさんも楽しくみれたのではないでしょうか?もしかして、私がそう感じてるだけだったりして・・・。

個人ではイツキが最初の2本くらいで、さんざん指導した、どこにボールを置いて、何を観て、何を考えるか。が3本目くらいには理解しトライし、安定したビルドアップをしていました。ハルマはキックの飛距離があるので、武器になります。コウダイは運動量がとても多く、ボールがおさまりますが、体の向きや、どのスペースに走りこむかに改善の余地ありです。ダイのビルドアップのパススピードも目を引きました。カノンも運動量が多い。FWの連携が徐々に出だしたら、トアと前線を突破していました。トアが2nd戦で2得点。マコトは良い守備から奪ったボールを前線に良いつなぎをみせていました。トアのスピードは武器です。過去にも6年生で能力の高いFW。でも技術が足りない。そんな選手がJYで中3ではレギュラーになり、相手にとって怖い選手になる。そんな例はレンキ・フウスケ・ソウダイなどたくさんいます。マコトとトアには同じ匂いがします。この日トアは6年生で唯一リフティングが100に達しない選手でしたが、合間のリフティングで100を突破しました。良いプレーをして乗ってる時にのせて取り組ませると、良い方にしか転びません。

そんな感じた事、6年生の変化はミーティングで専任コーチには共有しました。指導者には観察力と伝達力が重要です。吹田南FCの指導者養成にも力を入れて、選手の指導環境の充実にも努めたいと思います。

NPO法人 吹田南FC

上野 二郎