4年生網野遠征

4月29日・30日は4年生の網野遠征へ西川コーチと帯同しました。

毎年特に高学年を中心に遠征を企画していただき、また素晴らしい環境を選手達に提供していただいております。網野SCのスタッフ並びに関係者の皆様、本当にありがとうございました。

まず、サッカーの部分の網野グリーンカップについて

今回は6人制の大会で、吹田南FCは2チームエントリーしました。

各ポジションの役割や自陣・相手陣でやっていいプレー・やってはいけないプレー、勝ちにこだわる部分などたくさんのコトを2日間の試合で勝ち負けを通して経験できました。

全体では守備で「マークをつかまえる」「3秒以内に体を当てる」というテーマを持ってプレーしてもらいました。 6人制と小さめのコートだったので、よりどちらのテーマも成功が比較的多くキョリ感やアプローチのスピード・角度などのイメージがついたかと思います。 これを8人制の68m×50mのピッチでもできるようにGWの試合でも意識してほしいです。 試合ではソウダイ・カンナ・アスト・ソウスケはアプローチの速さで相手の自由を奪い、トモヤ・リュウヤ・ショウゴ・リクはマークをしっかりつかまえてインターセプト数がかなり多く相手の攻撃を止めてくれてました。

空き時間も体の向きやステップワークの練習を行いました。

攻撃では中木シュウト・カエデはサイドでのプレーでかなりレベルアップしていました。 足元で受ける時・ウラヘ抜け出して受ける時、また勝負する時・味方を使う時よく相手を観て判断できていました。 アスト・ソウスケは守備から攻撃への切り替えが早くなり突破でチャンスを何度も作り出してくれました。

オフザピッチでもお互いのチームの応援や味方へのコーチングも増えチーム全体で戦えるようになってきたので、続けていけるように取り組んでいきましょう。

続いて生活面での感想です。

1日目夕食では中木シュウト・2日目朝食ではレイタがいただきますの挨拶をしてくれました。 シュウトは遠征の2日間ずっとみんなを楽しませてくれたムードメーカーでオンとオフの切り替えがしっかりできているのでよりみんなの信頼を獲得していました。 レイタはなかなかないみんなの前に出て発信するコトを嫌がらずしっかりやり遂げてくれました。

1日目夕食も2日目朝食もほぼ残すことなくしっかり食べていました。 ご飯のおかわりも数名して今までの遠征と比べてもよく食べる方の学年やなと感じました。 1番印象に残ったのは「このご飯めっちゃ美味しい!」とご飯をかき込むソウダイの姿でした。笑 食べた以上の運動量でチームの守備のスイッチを入れてくれてサッカー選手として、人間として成長しているのを目の当たりにしました。

学校の宿題や勉強もしっかりやりました。

チームとしてのミーティングも行いました。 僕の予想していた以上に4月のテーマが浸透していたので驚きと嬉しさと楽しみが入り混じる感情になりました!

荷物整理や宿でやるべきコトはトウゴかいつも率先してみんなに声かけしてくれました。試合後の保護者の方々への挨拶でもしっかりしたコメントを言えます。 宮入シュウトやソウマ・サツキはこちらが言わずとも考えて行動してくれます。 自主性も出てきたいい成長です。

最近網野遠征といえば、てり吉さんです。毎回宿でのたくさんのサポートをありがとうございます。 また夏のどこかの学年でお世話になると思いますが、よろしくお願い致します。

1日目は雨混じりもあって、2日目の昼に海へ行きました。

2日目は夜の雨の影響もあって少し気温は下がりましたが、晴れれば暑くなってきたので試合でアツくなった体にはちょうど良いクールダウンになりました。

足を埋めるのはやっぱり定番です。

最後に、この遠征へたくさんの差し入れやサポート、遠方まで応援をしにきていただきました保護者の皆様、本当にありがとうございました。

この遠征を通して選手達は確実にサッカー選手としても1人の人間としても成長しています。 これからも成長する速度ではなく、どれだけ成長したかを感じながら暖かく見守っていただければと思います。

NPO法人 吹田南FC

荒毛 諒真