2月21日の独り言

週末の感想です。今週は中学生がほとんど試験前期間だったのでOFFで、小学生の活動に帯同しました。土曜日は少雨の中4年生1st・2ndの試合に帯同しました。人工芝なのでグランド不良を気にせず行えました。

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アイリス住吉・高槻南というどの学年も中央大会に出場し続けて勝ち続けているているクラブとの試合で感じたのはアイリスの選手のサッカー理解の高さです。相手との駆け引きをとても上手くします。どうボールを動かして、どこに相手を寄せて、どこにスペースを作って使うか?いかに数的優位を作るか?をとてもよく考えてプレーしています。4年生でキックの距離が出なかったり、パススピードが上がらなかったりで失うプレーはありましたが、ボールを有利な状況で前進させる意図はすばらしいと思いました。高槻南さんもアイリスほどではないですが、サッカー理解のレベル・止める・蹴る・運ぶのレベルはうちより上でした。まさしくデポカップのベスト8は、あの日勝ったという事実でしかなく、抽選の運にも恵まれた結果だと謙虚にコツコツ努力が必要です。うちの4年生はそこまでチーム戦術をまだ指導していないので、そこを差し引いても、止める・蹴る・運ぶの技術・2人・3人の関係性は指導しています。その部分でも明らかに両チームが上でした。

ずいぶん前にU10リーグ2ndを三島予選で指導しましたが、その頃に比べると2ndの選手の成長をとても感じました。シュンヤが落ち着てボールをつなげるようになっていた。キュウゾウのドリブルが与える脅威は増していた。トワが活き活き声を出してたくさん走っていました。イクトが味方を探す、観る回数は増えています。シュウゴの技術は全ての面で上がっていて積極性も出ています。

日曜日は6年生の練習と4年生の練習の2スクールを光延コーチと指導しました。

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6年生では3vs2でのライン通過の練習をしましたが、俺の指導が下手だからですが、上手く攻撃の3人がなかなかライン突破できませんでした。急ぐ必要がないのに急いで自滅する。やり直さずに強引に仕掛けて捕まる。数的有利の利点の理解度が低いようにも感じました。逆に前日に観たアイリスの4年生だったらできるのかな?と考えてしまうくらい前日のアイリスの4年生のサッカー理解の高さは感心した。もちろん、守備の強度が違うのでうちの6年生相手にアイリスの4年生ができるとは思いませんが、4年生同士で練習したら土曜日に観たアイリスの子達はできると思う。大阪のトップレベルを維持し続けているアイリスにいきなり追いつけないとしても1歩でも半歩でも追いつけるように努力したいと思います。とても素直なうちの6年生の選手ができないとしたら、コーチの責任です。「コーチは選手の未来に触れている」「コーチが変わらないと選手は変わらない。コーチが変われば選手も変わる。」私も学び、吹田南FCのスタッフにも学ばせて指導者養成・コーチの指導力アップをはかりたいと思います。

NPO法人 吹田南FC

上野 二郎