2月20日の独り言

ウクライナに平和が戻る事を強く祈念します。

18・19日は茨城FAの障がい者サッカー研修会のインストラクターとしてJFA派遣で茨城県に行ってきました。

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金曜日の2年生の練習を17時10分に終えて、新大阪へ移動し17時45分の新幹線に乗れました。毎回思いますが、たまたまですが新大阪に近い便利なグランドで練習してるなぁ~と思います。関西にいると関東での茨城の距離の感覚は分からない。品川から特急で1時間40分・・・。遠かった。前泊のホテルに入ったのは22時過ぎでした。2日間コース20名の受講者と、ゲストでアンプティサッカー日本代表の秋葉さん、CPサッカー(脳性まひ)の山本さんもきていただき、実技への参加、講義でコメントもしていただきました。ゲストで障がい者サッカーの選手に来ていただくとよりリアルになるし、気づきや学びも多いです。

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茨城FAのフットボールセンターで行いました。JAの施設を利用して人工芝2面・宿泊研修棟のある施設でフットボールセンターとしては今年の1月オープンだそうです。できたてフットボールセンターあるあるで、新たに作ったピッチからトイレがとても遠くて、土曜日はU8のイベントがあったようで子ども達がトイレに行く行列がありました。たぶん1年後にはピッチ近くにトイレが出来ていると思います。

今回はインストラクター2人でパートナーはFC東京の鯨井さん。また弟弟子ができました。彼はOJTを終えてデビュー戦ですが、しっかり腑に落とすポイントも抑えていたし、何といっても時間のマネージメント力がすばらしい、「ここまでの講義を25分で」とか「この実技を30分で」とか事前に打ち合わせますが、見事に合わせるし、他で押したので実技5分くらい巻いて。と言うとしっかり押さえるポイントを押さえて5分巻いてバトンを戻してくれます。私も学びの多い研修になりました。

土曜日の夜に鯨井君と2人で食事に行って、山菜の天ぷらを頼みました。あまり思った感じじゃなくて、「苦味もないし、歯ごたえも薄くて、もぅひとつやな」と鯨井君に言うと、彼はタブレットで追加注文しようとしていました。「何してんの?」「もぅひとつ」って「いまいち足りないの意味でもうひとつ追加ちゃうで!」「すいません。おいしくないって言ってるのになぜ、もうひとついるのかな?とは思ったんですが・・・」「江戸弁がなまってるから俺らの都言葉がわからんねん。」大阪と江戸でもこんなミスコミュニケーション起きるんやな。と思った。もっと大阪の都言葉広げないと。と思いました。自分らしく講習会には笑いポイントを仕掛けながら行いましたが、反応は薄かった。笑いも他でやるより小さめだった。もちろんメインの講習会ののディスカッションや実技、指導実践にはみなさん積極的に参加してくれました。

2日間を終えて、運営をサポートしてくれた茨城FAのみなさんにお礼を言って帰る時に、「大阪の方って、本当に一定の時間ごとに笑いをとりに行くんですね」俺が「でも笑い薄かったんで、いつもと違うなぁって思いました。」「いや、そんな文化がないだけで私は面白かったですよ。」茨城県に障がいのある方、ない方が一緒に様々な活動ができる共生社会を広げるヒントの種と講習会ではインストラクターが笑いを取りに来る事もあるという種をまいてきました。

NPO法人 吹田南FC

上野 二郎