世界に平和が訪れる事を強く祈念します。
今週末は土日と障がい者サッカー講習会が大阪FAのリフレッシュ講習会として実施され、担当講師として2日間講習会を行いました。エスパルスの今泉さんと実施。前後しますが、日曜日にエスパルスが勝ってJ1昇格を決め、今泉さんもほっと一安心でした。昨年も最後の最後で昇格を逃したので油断できません。仲間なので一緒にうれしかった!!

昨年同様、関西医療大学のすばらしい施設を2日間利用させていただきました。サポートの学生もたいへんきびきび動いてくれました。ご協力ありがとうございました!昨年に引き続いて定員に達しての募集締め切り。シニアチューターの山崎さんにはできるだけ断らずに引き受けてください。数名が多い分には工夫してカリキュラムに入るように工夫します。と伝え3名増員しても締め切り1か月前に募集を締め切りました。来年は年2回開催するチャレンジを企画してくれています。うれしい事です。励みになります。
本来4グループでアクティブラーニングで進めるのですが、今回は増員で5グループにした事で、グループ発表にも時間がかかるし、2日目の受講生の指導実践の時間が窮屈になる可能性があったのですが、最初のグループがすばらしい時間管理と内容をみせてくれた事があとのグループに良いデモとなり、許容範囲の時間に終了し、2日目終了の16時に対して15時57分に「以上で全過程が終了ですが、何か質問、ご意見ありますか?」を言える初日12時30分~18時・2日目9時~16時の長丁場をジャストタイム運営ができました。関西圏だけなら多少のオーバーは「すみません」ですみますが、今回は北海道の方もいたので飛行機の時間に遅れるわけにはいきません。
気づき、学びが多かった。FA開催にはほとんどC級ライセンスやライセンスはないが、障がい者サッカーについて学びたい方が来られます。少しのB級の方がいて、まれにリフレッシュ対象ではないですが、A級とかS級の方も受けられます。今回はJクラブの監督もされたS級の方もいたのでグルーピングを上位ライセンスで固めてみました。グルーピングではライセンスをばらけさせるメリットもありますし、デメリットもあります。その上位ライセンスの方を固めるとさすがに指導実践の質が高くなります。良いコーチングが入り、時間もだらだら伸びる事はありません。それが後のグループにとても良い影響を与えたと思うので、特に人数の多い時にこのグルーピングが有効だと感じました。S級の方が聴覚障がいの方がいる設定の指導実践で、聴覚障がいの方に教えるのはある意味外国人に指導していたのと同じです。言葉が通じないんで。とおっしゃって見事に良い働きかけをしていました。さすが本質を観ているな。と感じました。
精神障がいと電動車椅子サッカーがこの講習会のカリキュラムでは一番触れる時間が少なく、私も知識は少ないのですが、今回は精神障がい者サッカーのチーム指導者と関西医療大の山田先生が電動車椅子サッカーに詳しかったので、講義内でみなさんに情報を共有していただき私も学びになりました。どんな方が代表スタッフになるのか?プレーレベル以外にも必要な日本代表選手になるための条件は?海外の大会に出る為の電動車椅子がいくらするのか?多くの知識を得ました。今後の他の講習会の場でみなさんに共有したいと思います。
NPO法人 吹田南FC
上野 二郎