独り言

コロナ患者数が劇的に増えています。重症化率が低いという事で以前ほどの強い影響ではないですが、じわじわと規制がかかってきます。様々な事業が延期や中止になっています。先週末の私の予定は金曜前泊入りで土日は千葉のJFA夢フィールドでのJFA普及会議に出て講義・実技の予定でしたが、3月に延期になりました。日曜日は京セラドームでユニクロキッズフェスの予定でしたが、今年も見送りになりました。大阪のユニクロキッズフェスティバルは2年連続の中止です。以前、ご紹介した2月19日の大阪の障がい者サッカーリフレッシュ研修も中止になりました。土日に予定されていたいくつかの小学生の試合や大会が中止になりました。しかし逆に私は延期のおかげで土日クラブの指導につけました。小学生も練習をしっかりできました。チャンスはピンチの顔をして現れる。何事も前向きに。言い訳しない、人のせいにしない、謙虚にコツコツです。

毎週提出のサッカーノートでは中1のシュウセイ・ケンイチロウのノートが良い分析をしています。約1年たってこのレベルならしっかり成長レールに乗っています。最初はいいんだけど、1年たつと惰性的な感じで停滞する選手も多いですが、2人はしっかり成長しています。ちなみに中1は中2のゲームに帯同する選手のノートのみ観ていますので、私が観ていない中1ですばらしいノートもきっとある事と期待しています。〇〇とか△△はきっと良いと思います。中2ではオウスケ・タクセイ・エイト・テッショウはとても良いです。「もうちょっととか残念」のノートの選手達にも少しづつ働きかけて半歩でも一歩でも進歩させたいと思います。コツコツです。4月からは新中2・新中3のサッカーノートは全て私が観ます。

さて、代表戦です。森保監督、長友選手、南野選手、大迫選手などネットで匿名で批判する人たちの批判にさらされましたが、結果をしっかりだしました。批判も前向きパワーに。すばらしい事だと思います。伊東選手は日本のロッベンです。速いのがわかっていてもアジアではどの国も止められない。あのくらいの距離・角度のみごとなミドルもよくロッベンが決めていました。サウジはレベルが確実に上がっていたと思います。ラインを高く保ち、コレクティブにボールを動かしました。でもその階段を上る時あるあるかと思いますが、組織的(グループ)になると約束事が増えて、個人の突飛な発想とかが削られる。というか・・・。アジア杯とかで日本が7割ボールを支配していて、ひたすら引いて守られてカウンターからサウジの速いくて上手い選手1人に4バックがそろっているのに2人が抜き去られて決められて0-1負け。カウンターは1回か2回しかうけていないのに・・・。シュートは日本が2桁でサウジは2本とかなのに負けた。みたいな時代の頃のサウジの方がある意味怖かった。ベースの組織にあとはリスクをどこまでとって個人の発想がチームのセオリーを破るか?みたいな所で日本も通ってきた道だと感じた。レベルは違うけど、俺もうちの選手が真面目に約束事を守り、セオリー過ぎてストリートワイズのある選手に駆け引きで劣る・・・。みたいな所が似てる。と感じた。代表の2人の不動のレギュラーCBが怪我で招集外になりましたが、そのピンチを新しい2人が経験を積んでチャンスに変えました。パナスタでオマーンに負けた初戦では怪我の富安の代わりのCBは植田だった。失点にからんで序列が変わった。鎌田・柴崎はスタメンだった。堂安や久保がスーパーサブの1番手だった。でも守田・田中がスタメンになりや浅野、原口、前田がスーパーサブの位置に入った。森保さんは競争させているし、チャンスも与えていると思う。そしてその選手達はみな、海外やJリーグでレギュラーかスーパーサブの位置にいて、今回選ばれていない選手でヨーロッパのクラブのレギュラーで活躍している選手が20人くらいいるかと思うと、もう日本のレベルは一時の階段の踊り場の停滞期からワンランク上がったんじゃないかと思います。目指せワールドカップベスト8!よくやった俺たちの代表!

「小学生の良いとこ評価しよう。」のコーナー。水曜日の小学生は4年生を担当しました。

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4年生はデポカップに勝ち上がって、盛り上がっています。今日の練習で「いいな」と感じたのはカネサダが、始めのアップでパスして走らず歩いている子に「パスしたら走ろう!」って声かけていました。良い声かけだと感じました。好評だったら、毎回小さな「ナイス」を発表したいと思います。

NPO法人 吹田南FC

上野 二郎